「応援よろしくお願いします」と言われても応援しようとはならない理由

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アスリートやチームのSNSを見ていて思うのは、

何かにつけて、

「熱い応援をよろしくお願いします!」

「ご声援のほど、よろしくお願いします!」

と締めくくる、当たり障りのないコメント。

もう聞き飽きてしまって、どうしてもその言葉にパワーがないから、トゲはないものの全く記憶に残らない。

ああした企業広報っぽい言葉ではなく、ファンが喜ぶ、そして知らない人が見ていて関心が高まるのは

その人のストーリーや、試合に向けた準備を進める様子、プライベートの姿、チームメイト同士の談笑など、人柄や裏側がわかるコンテンツだ。

選手がこうなってしまうのは、人と違うことを良しとしない学校教育が大きく影響していると思う。

人に迷惑をかけるな、目立ちすぎるなという雰囲気や、ノイジーマイノリティの声にアタフタしてしまう周りの大人たちの影響が強いはずだ。

僕が感心したのは、新日本プロレスの選手たち。

ラグビーワールドカップの応援コメントをもらいに動画撮影に出向いたことがあるのだが、その神対応に驚いた。

対応してくれたのは、オカダ・カズチカさん、棚橋弘至さん、獣神サンダー・ライガーさん。

こちらでコメントを書いた紙を持参したのだが、何のオーダーもしていないのに、各自が自分の言葉でアレンジして喋ってくれた。

「バカヤロー!とか入れちゃっていいですか?」とわざわざ確認などしてくれる。

これがお客さんを喜ばせようとするプロの姿何だと感心してしまった。

その動画がコチラだ。

<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>【メッセージリレー】<a href=”https://twitter.com/hashtag/%E6%96%B0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw”>#新日本プロレス</a> の <a href=”https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%BA%E3%83%81%E3%82%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw”>#オカダ・カズチカ</a> 選手<a href=”https://twitter.com/rainmakerXokada?ref_src=twsrc%5Etfw”>@rainmakerXokada</a>から、ラグビーワールドカップ2019試合日程発表会へのエールが届きましたもちろん、あの決めセリフも…❗<a href=”https://twitter.com/hashtag/RWC2019?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw”>#RWC2019</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/njpst?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw”>#njpst</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/njpw?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw”>#njpw</a><a href=”https://twitter.com/njpw1972?ref_src=twsrc%5Etfw”>@njpw1972</a> <a href=”https://t.co/qcOXkkbYZ8″>pic.twitter.com/qcOXkkbYZ8</a></p>&mdash; ラグビーワールドカップ™ (@rugbyworldcupjp) <a href=”https://twitter.com/rugbyworldcupjp/status/924593096037253121?ref_src=twsrc%5Etfw”>October 29, 2017</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>

https://twitter.com/rugbyworldcupjp/status/924593096037253121?s=21&t=zfYNXLh42Q0_s5ghzKDHkA
https://twitter.com/rugbyworldcupjp/status/924978487823179776?s=21&t=zfYNXLh42Q0_s5ghzKDHkA

ここまでとは言わなくとも、

特にスポーツチームでSNSを担当している人は、一度ファンの目線に立ち返って、どうやったら選手の魅力が引き出せるか考えてみたら良いと思う。

どうしても仕事をしていると、ファンとしての視点を忘れてしまいがちだ。

そこに「応援よろしくお願いします」の解はないはず。

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