【決断】大企業NTTに残るか、安定を捨てて転職を選ぶか…!?

学校に通う日々は前回の記事でご紹介したとおりですが、

色々と学校で学んでいると、自分が行きたい方向性がぼんやりと見えてきました。

  • B to Cのマーケティング
  • 広告
  • PR

まず考えたのは、転職せずにNTTグループ内で実現できないかということです。

転職を失敗するリスクが無いし、

NTTでそのまま働けたら、おおむね安泰とか思うじゃないですか。

そこで、候補となる異動先を3社挙げて調べてみました。

候補1

NTT スポーツコミュニティ

https://www.ntt.co.jp/news/news02/0207/020704_4.html

大宮アルディージャを運営する会社です。

Jリーグのスポーツビジネスに思いっきり関わることができるわけです。

人事の先輩や課長に、この会社への異動の可能性がないか相談してみました。

この会社は「NTT東日本」のグループ会社であって、「NTTコミュニケーションズ」のグループではないと。

だから、人事上非常にハードルが高い異動になるので、正直わからない。

ということでした。

数年粘っても実現するかわからない人事ですので、候補から外すこととしました。

候補2

NTTアド

https://www.ntt-ad.co.jp/

これはNTTのハウスエージェンシーです。

NTTグループの広告代理業をほぼ独占して行います。

広告の業界に行けば、ファンじゃない人をファンにするスキルがきっと身につくはず…。

そう思い、NTTアド勤務を経験した数名の先輩に相談してみました。

仕事の内容、会社の雰囲気など教えてもらいましたが、

どうしても担当するクライアントがNTTグループ中心になると。

多様な業界を扱う経験が自分には必要だと思っていたので、

ここも候補から外すこととしました。

またNTTグループには、

「自分の上司をスキップして、希望異動先の上長といきなり面談することができる」

という素晴らしい人事制度があったのですが、

私は人事担当にいたため、人事がその制度を使うのはご法度的な慣習もあり、

職場に迷惑をかけてまでチャレンジするのはどうかと、思いとどまったという経緯もあります。

候補3

NTTコミュニケーションズ シャイニングアークス

https://www.ntt.com/rugby/index.html

自分がプレーしたチームのスタッフという道です。

現GMの内山浩文さんが、当時親身になって相談に乗ってくれました。

結局は、当時はまだ会社の福利厚生的な文化がチーム運営に強く残っていると感じたことと、

やはり数年たったら異動せねばならなくなるということから

思い切ったことを腰を据えてできない

と判断して、ここも候補から外すこととしました。

(今はかなり先進的な取り組みにチャレンジしてますね!)

ということで、スポーツビジネスに絡んでいくためには、

やはり会社に残る道は諦めて、外に出ようと改めてここで決意したのでした。

使ってよかった転職サービス

「会社に残ったまま、余暇の時間でスポーツに関わったらいいじゃん!」

「好きを仕事にすると嫌いになるから、やめた方がいいよ?」

といった意見もありましたが、

どうしてもボランティア活動では物足りませんでしたし、

仕事として責任を持って取り組みたかったんですね。

通っていたバンタンスポーツアカデミーは

パーソルキャリアが運営する転職支援サービス「doda(デューダ)」と提携していて、

dodaのエージェントさんがちょくちょく学校に来てくれました。

転職相談してくれたり、職務経歴書の書き方をレクチャーしてくれたり。

色々と要望を伝えると、

「こういった会社はいかがですか?」

「柏原さんの希望なら、こういった業界もアリだと思いますよ」

といった新しい示唆も与えてくれました。

dodaを使いながら卒業の3カ月ほど前から本格的な転職活動を始めたんですが

全然決まらないんです…!

書類で落ちる、面接で落ちる…

  • 31歳で大幅なキャリアチェンジ(要は業界未経験)
  • それでいて、NTT並みの給与を希望している

となると、なかなか採用側も難しかったんだと思います。

「NTTさんにいた方がいいと思いますよ。」

そんなアドバイスをくれる優しい採用担当の方もいました(笑)

それでもdodaのエージェントさんは、めげずに次々と求人を紹介してくれるのです。

そして、前向きな言葉で励ましてくれました(笑)

転職エージェントさんて、紹介した企業から、我々の年収の何割かの手数料をもらえる仕組みになってるんですよね。

ですから必死に我々を企業にプッシュしてくれますし、

年収交渉も頑張ってくれます。

本当に使ってよかったですね。

NTTComでは内勤の仕事だったので、

採用面接に行くのも一苦労でした。

「ちょっとお客さんのところ行ってきます!」

とかできない業種でしたので。

当時1時間単位で取れる年次休暇があったので、

怪しまれない程度にそれを取得して、こそこそと仕事を抜け出していました。

お昼休みの1時間と組み合わせて行くとか。

なかなか気疲れする転職活動の日々でした…。

そうこうしているうちに、2015年3月にバンタンを卒業。

ある日、かなり希望にマッチした求人が見つかって、今度こそ!と応募することになりました。

それが今勤めている

電通アイソバーです。

(当時は電通レイザーフィッシュという名称でした)

dodaからはこのように紹介されました。

◆※ポテンシャルOK!※アカウントスーパーバイザー(国内アカウント担当)

■クライアントのほとんどが大手、大規模プロジェクトとなり、やりがいと成長を感じられるポジションです
■大手クライアントの最先端マーケティングに携わることができます
■同社は、クライアント各社の様々なマーケティングニーズに基づいて、デジタルメディアとITを活用した企画提案から制作運営までを一貫して行う、プロフェッショナル集団です。

ポテンシャルOKなんだ!

大規模プロジェクト…!いいね!

大手クライアント…!いいぞ!

デジタルとIT…!大事な領域だぞ!

いいぞいいぞ!と前のめりで応募した記憶があります。

この面接でもまた、いい出会いがあったんです。

続く

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