【学生生活】30代からのビジネススクール。マーケティングを勉強することにした。

2014年4月

学生生活がスタートしました。

戦力外通告から3年目。31歳になる年でした。

平日は勤め先のNTT コミュニケーションズでの仕事。

毎週土曜日は、恵比寿の校舎で学ぶ生活です。

転職の匂いがすると思い、学校のことは会社には伏せておきました…。

授業は、朝9:30 から 夜19:20まで。

クラスは18名ほど。

年上と同い年が3名、あとは全員年下で若いクラスでした。

ほとんど年下!

ほぼ全員が社会人でしたが、ダブルスクールとして来ている学生の子もいました。

学生証

自分が好きなスポーツをよりよいものにしたい!

あのスポーツブランドで働きたい!

そんな思いを持って集まったクラスメイト達です。

サッカー、バスケ、アメフト、野球など、多くのメンバーが軸になるスポーツを持っていました。

ラグビーは私だけ。

約100万円の授業料

土曜日 1年分

これだけのお金と時間を投資するからには、授業を1日も無駄にはできませんでした。

こちらは、カリキュラムの一例です。

  • スポーツビジネスの基礎
  • マーケティング概論
  • イベントマーケティング
  • PR
  • ブランドビジネス & デジタルコミュニケーション
  • 分析
  • マーケティングリサーチ
  • デザインDTP
  • ソーシャルメディア
  • リテールマーケティング

などなど…

なかなか充実していますよね。

毎回の講義が知らない事の連続で、

今日は何が学べるんだろう?

と毎週の土曜日が楽しみだったのを覚えています。

特徴的だったのは、まさに現場で活躍するマーケターの皆さんが講師に来てくれたということです。

いわゆる「教授」「講師」じゃないんです。

例えば、オークリーのブランドダイレクター佐藤 文稔さんによる講義。

実在するアイウエアの販売戦略を考えたり、、、

また別の講師の方からは、日本ではまだメジャーではないミネラルウォーターをどう拡大していくかなど…。

求められる課題は非常にハードで、かなり鍛えられたと思います。

ただの「勉強」ではなく、マーケティング実務に近い課題製作を求められましたので、それがのちに役に立ったと思います。

普段は人材育成と社内制度の担当をしていたので、こうした思考は業務の中からは身につかなかったのです。

プレゼンの資料作成をプロとして教える山橋美穂さんの講義なんかも。

https://www.street-academy.com/steachers/26049

私がパワポの「ルーラー」を活用できるようになったのは、山橋さんのおかげです(笑)

英語のマンツーマンレッスンもありました。

担当してくれたフランキーはその後テラスハウスに出演し、どんどんビッグになって行きました…笑

すごくわかりやすい授業でしたよ^^

半田さんの講義ではよく、NIKEやadidasのCMが紹介され、

映像を通じて彼らの世界観を理解していきました。

↑大好きなCMの一つです

契約している選手をこれでもかと使い倒していますよね。

時々サプライス出演があるなどのユーモアも。

座学、提案資料作成、プレゼンテーション、

デザインの知識、職務経歴書の書き方、

渋谷のGAPやadidasの店舗を見学するような授業もありました。

マーケティング界に転職するにあたって、

今のキャリアだけだと面談で語れないと思っていたので、

こうして幅広い知識を得ることができたのは収穫でした。

平日の仕事が終わった後に企画書を作るという生活はなかなかタフでしたが…。

日曜日は企画書を作る日にあてることもあったので

人付き合いが悪くなった1年でもあったと思います。

あっという間の学生生活で、

気がつけば2014年12月。

卒業まであと3か月と迫った頃、いよいよ転職に向けた活動をスタートさせます。

30代で違った業界にキャリアチェンジするという、

この転職活動がまた大変でした。。。

なかなかの時間がかかったのです…。

続きは次回

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