僕が学んだスポーツマーケティング(アスリート引退後のキャリアチェンジ)

ラグビー選手を引退した2012年、これからは仕事にバリバリ精を出すぞー!と意気込んで、NTTコミュニケーションズで人材育成の担当をしてました。

若手社員向けの研修を作って運用する仕事をしてましたが、「午前仕事・午後ラグビー」の生活を送ってきた僕の業務経験値は浅く。

会社のことを若手に聞かれても、全然答えられない。

他にも業務は山のようにあって、残業して朝も早く出て頑張ってたのだけど、やりがいを見出せなくなり。

人事面接で「この先どんな仕事がしたい?」なんて聞かれても答えがなく、このまま定年までどうしようと悩みまくってた頃。

ラグビーのような熱中を仕事には見つけられず

次第にこんなことを考えるように。

当時は2019年にラグビーワールドカップ、2020年に東京オリンピック・パラリンピックがあることが決定してて、何とかそれに絡む仕事ができないか。

スポーツのファンを増やすような取り組みに、ボランティアではなく仕事として関われないか。

会社に残って実現できるのか?

それとも転職する必要があるのか?

そもそも自分を採用してくれる企業なんてあるのか?

その可能性を探るべく、ネットで探したスポーツビジネスセミナーなんかに参加するようになったのですが、そこで出会ったのが半田裕さんの講義でした。

関西弁でぶぁーっと喋る、喋る。

様々なイベントに顔を出して情報収集

adidasとしてサッカーW杯で日本列島を盛り上げまくった話、アイルトン・セナを日本に連れてきた話、FIFAとの交渉の話などなど。

それがすごく面白かった。

スポーツビジネスを「マーケティング」の切り口で理解を深めようというもので、非常に興味深く、足繁く講座・イベントに通うようになりました。

最終的にはみっちり1年間、学校に通って半田さんのビジネスコースを履修。その時ともに学んだ仲間たちとは今も交流があります。

毎週土曜日1年間、学校に通って学びました

あの時に「これやらなきゃずっと後悔するな」と思って費やした高い授業料と1年間という時間との引き換えに、ビジネススキルと、自信と、新しい人との出会いを手に入れました。

30歳未経験でマーケティング職に挑んだ転職活動は、業務経験が無いので、学校で学んだ知識を武器に挑みました。

即戦力が求められる転職市場では、「一生懸命頑張ります」では通用しないのです。

それでも何社も落っこちたけど、最終的には電通グループへの入社が決まって、幸運にもオリンピックやラグビーワールドカップに関われて、今の独立に至ります。

面白い人や、夢中になれることとの出会いが人生のターニングポイントになると思うのですが、ぼくのそれは半田さんの授業でした。

「〇〇論」「〇〇学」みたいな学問で終わらせず、仕事の現場で活かせる実践的な内容。

僕らは恵比寿の学校に毎週通ってそれを学びましたが、このシリーズはウェビナーとしての開催です。場所を問わずどこにいても参加できるわけです。

スポーツ界で活躍したい人、よりキャリアアップしたい人は、ぜひこのスキルを習得してください。そもそものマインドセットから変えられると思います。

ということで、僕からの本気の宣伝でした。

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