ラグビーワールドカップを観にフランスに行ってきた!パリ編

今回の旅の目的は「ニース編」で書いたとおり。

ワールドカップは絶対に現地で観戦したい!思い行って来ました。

今回は5泊したパリ編です。

ニースからパリへの移動

おそらく飛行機での移動が一般的なのですが、僕はTGVと呼ばれる高速鉄道を使いました。

ヨーロッパでの電車旅が好きなので。

チケットは日本からウェブで購入しました。相席が嫌だったので、1等車にある1人席を確保。だいたい2万円ほど。6時間の旅です。

ここが僕の席です
ワンちゃんが乗ってきた!お利口さんでした
カフェ車両にもワールドカップの装飾
ハンバーガー、ポテチ、コーラ、ヨーグルトのセットで2500円
パリのリヨン駅に到着!

パリのファンゾーン

パリに来て一番テンションがあったのが、このファンゾーンです。

パリでの試合のチケットは取っておらずでしたので、ファンゾーンで試合を楽しもうと思ってました。

コンコルド広場という街の中心地に、ドーンとファンゾーンが展開されています。

ここが本当にすごかった!

向こうに見えるのは飲食ブース
すごい人!すぐそこにはエッフェル塔。

若者のグループがとにかく多く来場していました。おそらく大学生。

ラグビーを集中しては見ておらず、ぺちゃくちゃおしゃべりしたり、試合の途中でふら〜っとビールを買いに行ったり。

ハーフタイムにはDJが登場して、みんなが知ってるメジャーな曲をかけてました。ColdPlayとか。それに合わせてみんな踊ったり。

そんなゆるーい気持ちで参加しているような人が多いのが特徴的でした。

ずーっと向こうまで。推定3万人の客入り

サーチライトを焚いたり、青いライティングで雰囲気作ったりと、フェス感のある雰囲気を作っていたものと思います。

日本でラグビーのパブリックビューイングをやると、がっつりラグビーファンが集まるじゃないですか。

それと対比するとパリの雰囲気は全く違っており、その比較がとっても興味深かったです。

後ろの方ではもはや試合を観てない。このゆるさがいいんです。
自然な感じで「写真撮ろうよ!」と話しかけられる。

パリにあるラグビーエリア

パリは、ラグビーを放映するスポーツバーが多く集まるエリアがありました。

このようなエリア、日本には無いですね。

大会期間中は、パリに来た世界中のラグビーファンがここに集まっていたようです。

ラグビー推しが伝わってくるストリート
僕らが入ったお店は「イーデンパーク」
夜になって人が増えてきた
2件目はこちらへ

街の様子

ニースではウェールズの「赤い軍団」を頻繁に見かけましたが、パリでは「緑の軍団」を多く目にしました。

アイルランド vs 南アフリカの試合があったためです。

シャンゼリゼ通りに☘️
凱旋門と☘️

特にウェールズと同様に、アイルランドファンの団結はすごいですね。家族や友人同士でみんながジャージを着て歩いてます。ほんと軍団って感じ。

凱旋門近くに、スポンサーのCapgemini(キャップジェミニ)の広告。

ラグビーボールが飛び出しています。

知人との再会

ピエール・トゥルピン

ラグビーワールドカップ2019で一緒に仕事をした友人です。ワールドラグビーで働くフランス人。

1番右がピエール。真ん中が森谷。

日本が好きすぎて、2019年大会が終わった後数年間、国に帰らず日本に数年間滞在しました。

日本大好き。日本語の勉強も継続中。

彼のおかげで、ニースでのイングランド戦が観戦できたわけです。

ピエール曰く、フランス人は楽しい曲が好きだから、ワールドインユニオンは好きじゃないと。た

だから現地であまり耳にしなかったのかなー。

ウズベキスタンから来た森谷理央。

日本ラグビー協会とJAICAの共同プロジェクトの一環でウズベキスタンにわたり、現地での指導・普及に従事しています。

現地で色々と苦労をしているみたいだが、頑張っているようです。

この4人は同じラグビーチーム(日比谷サンシャイナーズ)で、キャプテンが1番右の吉國貴一です。

ピエールと森谷も日本にいる時はチームメイトでした。

パリの地で集結です。

僕が明治大学ラグビー部時代、ヘッドコーチがオーストラリア人だったのですが、その通訳をしてくれていたのが齊藤麻美さん。

明治大の後は、世界的スポーツマーケティング企業「IMG」に入社し、現在は2024年のパリオリンピックの担当として現地に滞在しています。

1番奥が麻美さん
きどらない昔ながらのフレンチレストラン「Le Valois 1868」

電通時代に一緒に働いた伊藤さん。

今は独立して、スポーツプレゼンテーション(演出)やリーチマイケル選手のマネジメントをしています。

東京で飯行きましょうと言っててなかなか行けず、パリで実現。

伊藤さんとカクテルを飲む!
ハリーズという有名なバー。壁にはアメリカの大学スポーツのペナントがびっしり。

2019年に一緒に大会SNSを運用したワールドラグビーのメンバー合流。

右がワールドラグビーのBassy。ラグビーバーで死ぬほどビールを飲みました

ラグビーワールドカップは同窓会みたいなもんだ!って誰かが言ってましたが、ほんとそんな感じでしたね。

パリの百貨店

(このパートはラグビー関係無しです)

パリは百貨店もすごいらしい。ということで、百貨店巡りもしてみました。

とにかく内装がすごいですね。非日常感を演出しているというか、特別な体験ができそうでワクワクする感じ。

用事が無くても行っちゃいそうだし、行ったら行ったで購買意欲が刺激されてお財布の紐が緩んでしまいそう。

世界最古の百貨店「ボン・マルシェ」
可愛い装飾
女性 靴売り場
おしゃれな内装
こちらは「ギャラリーラファイエット」
「サマリテーヌ」

美術館

(このパートもラグビー関係無しです)

パリに来たら、アートも楽しまねば。

オルセー美術館
絵画はもちろん彫刻や家具もあって面白い
ケ・ブランリージャック・シラク美術館。ヨーロッパ以外のエリアの文明に触れられます。
聞いていた通り、すごい収蔵品の数々。
オランジューリー美術館。モネの睡蓮です。

ルーブル美術館は、事前チケット購入でクレジットカードの決済が何度やってもエラーになり、諦めました。また次の機会に。

ラグビー選手の広告露出

パリではフランス代表をメインに、ラグビー選手が起用されている多くの広告を目にしました。

レストランのテラス席
adidasショップの外装
adidasショップの中にはAll Blacks
ソシエテジェネラル(フランスの銀行)
NIKEショップ

おしゃれなカフェ外観

パリの街を歩いていると、2階まで届いちゃう素敵な外装のカフェがいくつかありました。

お店のロゴを入れた車を置いてたり。

日本ではあまり見ないですね。

その他

大会オフィシャルショップで売ってた、ベレー帽。日本大会では法被があったけど、その国に根差したものがあるといいね。
パリの人気ラーメン屋「ヒグマ」。ちゃんと日本の味でした。おすすめ。
ラグビーショップ。TOP14のグッズも多数で、とっても貴重なお見せ。
パリ市庁舎は、RWCとオリパラのトリプル装飾。
日本にもあるメゾンカイザー。本家のこちらではエリックカイザーと言います。
帰りの空港のラウンジで。こちらのワイン「ジェラール・ベルトラン」は元フランスのラグビー選手です。ワイナリー経営で大成功してます。

チケットについて

ワールドカップのチケットは情報収集が大事。

いつから発売されるのかチェックしておき、忘れずに申し込む。その基本動作が大切です。

公式旅行代理店に申し込めば、少し割高ですが、行き帰りの飛行機や滞在中のホテルもついてたりするので、楽したい人はそちらが良いかも。

それから、もしチケットを持っていなくても、大会が始まってからでも公式リセールサイトにちょいちょいチケットが出てくるので、現地に飛び込んじゃってもなんとかなる可能性が高いです。

特に決勝トーナメントに進むと、自国チームが負けたファンはチケットをけっこう売りに出しますね。

まとめ

そんな感じでニース・パリを訪問しました。

今回は2015年、2019年に続き3回目の現地体験。

ワールドカップの良さは、そのスポーツを愛する人間が世界中から集まるってことです。

そしてそれは現地じゃないと体験できません。

次のオーストラリア大会は妻と息子(4年後は4歳)を連れて行きたいなと。

また4年かけて旅行費を作りたいと思います。

Twitterでも発信しています