僕のしくじり 〜高校編〜

教室

7才からラグビーを始めた僕は

その魅力にどっぷりハマり

社会人までプレーを継続することになります。

今振り返ってみると、青春時代のほとんどをラグビーに捧げ

良くも悪くも偏った考え方をしていました。

部活に熱中していた人はだいたいそんな経験をしていると思うのですが。

そこで、今の立場から過去の自分を振り返ってみて

ラグビーばかりやっていないで、もっとこうしておけばよかったな、という

しくじりエピソードを紹介してみたいと思います。

まずは高校編(秋田県立秋田高校)。

ラグビー部とばっかりつるんでた

休み時間はラグビー部のやつと連れション

昼休みになればラグビー部の部室に移動して弁当を食べる

放課後は部活の練習

練習が終わればラグビー部と一緒に帰る

こんな毎日の繰り返しでした。

当時は少しシャイだったこともあったり

気の合う部活仲間とばっかり一緒にいて

他の生徒とは積極的には仲良くなろうしてませんでした。

似たような価値観のメンバーと一緒にいることが心地よくて

すごく狭い世界にいたような気がします。

勉強に対する好奇心がない

僕の出身である秋田高校は

秋田県内でいちばん偏差値が高い高校だったのですが

(僕は入試を受けて入れる学力はなく、スポーツ推薦で入学しました)

もちろん部活だけやっていればいいわけではなく

勉強の成績も求められました。

授業とか、めっちゃくちゃ難しいんです。

先生が自分で作ってくるテストなんかも

とんでもなく難易度が高くて

数学のテストの学年平均が20点なんていいうことも

よくあったと思います。

そういう環境にいたので

家での予習復習は欠かさずやる必要があって

(そうしないと授業に全くついていけなかったんです)

机に向かう時間も多くありました。

英文を事前に翻訳しておき、数学の問題をあらかじめ解いておき…

そんなことを機械的にやっていました。

もう何の向上心もなく

ただやらされていた勉強。

どうして勉強に面白みを見出せないのか

どう効率化をしたらいいのか

今習っていることの本質は何なのか

そんなことも考えず

淡々と机に向かう日々。

今思えば、もっと先生にがっついて

頭のいいクラスメイトに意見を聞いてみたりすればよかったなと。

将来やりたいことを真剣に考えていなかった

別にその目標が叶おうが叶わないかは別にどうでもよくて

将来なりたい職業について

ちゃんと考えたことがなかったと思います。

当時はただ

「大企業で働けたらいいな」

「それとも秋田市役所がいいかな」

そんなことしか考えていませんでした。

かといって

別にラグビーの日本代表を目指していたわけでもありません。

目の前のことだけを考えて生きてました。

と振り返ってみましたが

高校生の当時考えていたことといえば

部活のこと、予習復習のこと、どうしたらモテるのかということ

まぁそんなもんでした。

高校生ってそんなもんかもしれませんが、

とにかく自分の見ている世界が狭かったし

好奇心も高くなかったし

なんだか目の前のことで精一杯でした。

学校の図書館には山のように本があったけど

全く利用せず。

どの教科にも興味が持てずやっつけ勉強。

ただひたすらラグビーのことだけを考えていました。

なんだかもったいないことしたなぁ。

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