「MLBオールスターゲーム」から学ぶTwitter活用①【試合前 編】

2021年7月14日(水)に開催された

MLBオールスターゲーム2021 @コロラド

メジャーリーグのオールスターゲームといったら

アメリカにおける年に一度のビッグスポーツイベントな訳ですが

今シーズンは大谷翔平選手の活躍もあって

日本でも一層注目された大会となりました。

今日はその中でも

彼らMLBがソーシャルメディアを使ってどう

ファンのエンゲージメントを高めていたのか

要は「ワクワク感」をどう作っていたのか

検証してみたいと思います。

投稿ボリュームが最も多いTwitterを軸に見ていきます。

MLBのオフィシャルアカウントだけでなく、その関係者のアカウントも拾ってみました。

▼投票開始

https://twitter.com/AllStarGame/status/1400493146585272320

ファン投票を呼びかける

様々なビジュアルをつけて繰り返し呼びかけています。

各チームも投票を呼びかける

どのチームもデザインのクオリティが高い

 

グッズ

こうして発売前に告知するのはいいですね。

メンバー発表

FOXのCM

制作にお金かけていそうですね。華やかさあり・ユーモアありで、試合に向けた期待感を一層高めてくれます。

「ホームランダービー」を煽るコンテンツ

オールスターゲームの前日に行われる「ホームランダービー」

こうした見せ方にすることで、勝敗に関するファンの会話を生み出すことができます。

出場する選手をプロモートする各球団

やはりビジュアルデザインの質が高い

バドワイザーが当たるキャンペーン

TモバイルのARアプリ

ホームランダービーの優勝予想

ホームランダービーの煽り映像

「Twitchパーティー」を煽る

オンライン上で著名人と一緒に観戦する「Twitchパーティー」

<参考:Twitchパーティ>

MLB Home Run Derby Watch Party! (Live Reactions/Discussion to MLB’s most fun event!)

https://www.twitch.tv/videos/1084883428

スターティングメンバー発表

左側には特に注目のスター選手が4名デザインされています。

出場選手からのコメント

大注目のスーパースター・タティス Jr選手

全選手集合写真

オフィシャル感・格式の高さを感じさせます。

OB選手による現地レポ

過去の試合映像

ファン同士が思い出話を語り出します

過去の写真

懐かしい選手がいると、ついついコメントしたくなってしまいますよね。このようにしてファンの会話を生み出します。

前回王者のアロンソを破るのは誰だ?

煽ってます。

注目選手(大谷翔平)のビジュアル

デザインが秀逸ですね。余計な情報が削ぎ落とされていてスタイリッシュ。純粋にカッコいいと思います。

先発投手

前日練習で会場入りする選手たち

スポンサーTモバイルのアプリ告知

大谷選手の屋根直撃打をプレイバック

放送映像の使用権をMLBがNPBから購入しているのでしょうか。

ニューエラのキャンペーン

日本人選手の2ショット

選手に聞いたホームランダービー予想

現地レポートをライブ配信

ホームランダービー開始30分前の煽り

今日の最長記録予想をファンに投げかける

ファンに質問を投げかける事例。色々応用できそうですね。

大谷選手 練習のシーン

全体的に大谷選手のコンテンツは多いです。注目されている証拠ですね。

ホームランダービーの対戦カードを紹介

裏側でのシーン

タティスJr選手と、彼の大ファンであるフリーマン選手の息子チャーリーくんが挨拶。

こうした裏側での出来事を配信することは、スポーツファン意外の関心を高めるのに有効的です。

客席で盛り上がる子供を激写

肖像権の絡みは、チケット規約などでクリアできているのかもしれません。

優勝候補アロンソ選手が初戦を突破したシーン

選手によってはライブ配信も

現地で見守るオールスター出場する選手たち

この選手たちはホームランダービーには出場していません

ダービーでの対戦を終えた両選手のシーン

グッとくるいい写真です。試合中の写真だけでなく、こういうシーンを抑えていることも大切。

動画で紹介

決勝進出を決めたトレイ・マンチニ選手

ホームランダービー、いよいよ決勝戦

優勝が決定

バナーについては、デザイナーがリアルタイムで張り付いて作業しているか、事前に全選手分を制作しているものと思われます。

優勝者に贈呈されるチェーン

アロンソ選手は史上三人目の2連覇。

英語のTwittetって、こうしたシンプルな文章が多いですよね。多くを語らない。

優勝トロフィー

史上三人目の2連覇達成選手であることを説明しています。

違うアングルから

ご高齢に見えるピッチャー役が気になりますが、所属チームメッツの打撃コーチ64歳の方とのこと。

優勝したアロンソ選手のコメント

ここまでが試合開催前(現地時間7月12日)までの動きでした。

とにかく大量のコンテンツと

質の高い画像・写真・映像が配信されています。

出場選手の量にも偏りがあって、注目度の高い人気選手に関する投稿は特に多くあります。

大谷選手もその代表例です。

いい意味で平等主義ではなく、人気がある選手は意図的に露出量も増やしていると思われます。

日本のチームでも、

選手のバナーをきちんとデザインして制作するという点は

取り入れやすいのではないでしょうか。

ゲームズタイム(試合日)については、次編に続きます。

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